習い事
みりん10才
音楽が好きで、よく聞く音楽は歌謡曲
その頃のアイドル、天地真理や山口百恵の大ファンだった。
幼稚園の頃から、家には親戚のお姉ちゃんからもらったオルガンがあった。
ようやく、オルガンを習いたいと言い始め、親と一緒に楽器店に問い合わせると
「もう10さいだからね~習い始めるなら、オルガンやるよりは、
ピアノかエレクトーンの方がいいですよ!」
そんな答えが返ってきた。。。
「えっ?最初からピアノなの?」みりんはそんな風に思っていた・・・
昔はオルガンを習ってから、ピアノやエレクトーンに移行するのが主流だと考えていたが、
はじめるには遅すぎた年齢だったらしい・・・
みりんはピアノを始めることにした。
始める季節も途中半端だった為、個人で教えている先生を紹介された。。。
お店を経営している、3階にピアノのレッスン場所があった。
いつもお店の中を通っていくと、レッスン場所に行くまでにいつもいい香りが漂っている
その香りが漂うと、大人の感じの香りのような気がした
それがコーヒーの香りだと気づいたのは、何年も先のことだった・・・
初めは簡単だったので、楽しくてしょうがなかった。。。でも段々と練習をサボるようになると
先生に酷く叱られ、曲を1曲も弾かずに『今日はもう帰りなさい』と言われたこともあり、
泣きながら帰ったこともあった
辛い。。。でもやめたくはない。。。
なぜなら、自分から習いたいと言い出したのに、途中半端に辞めたら親になんていわれるのか
と言うことがすごく頭の中にあったからだ。。。
父親が習ってもいないのに、両手で旋律だけ引いていた『ショパンの別れの曲』
「お前この曲引けるようになるのか?」と言われていた
今辞めたら、「やっぱりお前には無理だったな!」と言われたくない一心で8年間習い続けた
でも完全に弾けるまでは上達はしなかった・・・
でも、親から一度も『練習しなさい!』と言う言葉を聞いたことは無かった。。。
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