いじめ
みりん11才
高学年になると、急に増える数人のグループ行動
この友達とは合わない、この友達と一緒にいれば大丈夫
こんな小さな社会で、色々と駆け引きを考える
みんなで一緒に。。。なんてうわべだけ・・・そんな大人みたいな事が始まる
昔も今もいじめは無くならない。
育った環境だったり、容姿だったり、理由はさまざま・・・
みりんのいじめは突然始まった。。。
今まで仲良くしていた友達が急に無視するようになった。。。
みりんが好きだった人からの手紙が、下駄箱に入っていた
そんなことはありえない・・・好きだった男の子は転校したから・・・
手紙の文字を見て初めて、いじめの大将が分かった
登下校一緒のスクールバスに乗る、一番の友達だと思っていたキミ代だった
「なぜ?どうして?私があなたに何をしたの?」
そんな友達の裏切りにとてもショックを受けた。。。
いつも同じ停留場で降りる、下級生にも何か言ったようだった
「キミ代ちゃんがね、ひどいんだよ~みりんちゃんと話するなって言うの!」
とその女の子が教えてくれた・・・
学校に行っても、みんなに無視され、3人ほど喋ってくれる友達がいた事が唯一の救い
親には話せず、学校に行きたくない、辛い日々
そんな状態が3ヶ月位経ったある日
いじめの大将だったキミ代の親が、人身事故をおこし、刑務所に入ることになった
瞬く間にその噂は広がった。。。
その瞬間からいじめが消えた。。。
「やっぱり、あの子だったんだ・・・ふん!いい気味」みりんは思った
キミ代に話しかける子がいなくなり孤立し、みりんとキミ代の立場が逆転した
スクールバスに乗るときもいつもみんなと遊んでいたのに、一人でぽつんと玄関に座ってるキミ代
そんなキミ代を見ていたみりんは、なんだか可愛そうに思えてきた・・・
「やっぱり、話しかけてあげよう!キミ代が悪いことしたわけじゃないんだもん」
いじめのことなどすっかり忘れて、みりんは話しかけた
「一緒にバス座ろうよ!」
「うん。。。」
キミ代に少し笑顔が戻ってきたようだった。。。
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